英検1級・通訳案内士の講師の問題

藤井さんは英検1級、通訳案内士の資格を持っています。しかし英語試験にパスをしているだけです。しかし、自然な話す英語や、発音はあまり上手ではありません。

だから私のサイトに参加して自然な英語を学ぼうとしたのです。

通訳案内士とは言っても、私のようなビジネス通訳ができる訳がありません。私の教材はそのような自然な英語を学ぶ方法であり、教材であり、環境です。

講師の仕事

英検1級、通訳案内士は知識の蓄積ですから、講師が教える事ができます。しかし、自然な英語はディープラーニングですから、ネイティブを真似てフィードバックで矯正するだけです。

英語の教育とは先生や講師が知識を教えるものです。英検1級、通訳案内士の資格を持つ藤井さんは教えるのが好きなタイプです。

自分の体験からいろいろ教える事があると思います。

しかし、英会話と言う事になると話は別で、藤井さんも私のサイトで他の学習や私と練習をしていました。

しかし、あまり熱心な学習者と言える程ではありませんでした。英語スキルの獲得ですから、点数を稼ぐのとは大きな違いがあります。

英語試験は覚えてしまえば点数がとれるので、暗記することが非常に大事になってきます。

ディープラーニング

自然発生した音声言語には基本の音とか、文法のようなルールが存在しません。我々が日本語を覚えた時も文法を学ぶ前に正しい表現が使えました。それは文法が基本ではなく、真似るだけで習得ができるからです。

英語も日本語も文法は文字言語のルールで、言語のルールではありません。言語の基本は音声言語です。

音声言語はルールも基本の音もないから、真似る以外に方法はないのです。英語も日本語もネイティブは、先代のネイティブを真似てネイティブになっています。

音声言語は真似て覚えるので、講師や先生が必要ありません。私自身も先生ではなく、ファシリテーターと呼んでいます。

講師やトレーナーは必要ない

ネイティブを真似るのですから、講師やトレーナーは必要ありません。ディープラーニングは学習者の気付きが必要ですから、教えない方が良いのです。

日本語には背中を見て育つと言う表現がありますが、まさにディープラーニングです。講師や先生が指示を出して教えるのはありません。学習者が学ぶのがディープラーニングです。

講師として教えたい藤井でも講師のいらないディープラーニングには必要はないのです。

日本語を学んだ時に通常両親はあまり注意をしません。注意をするのは失礼な表現を使った時です。発音や文法は注意をしないものです。しかし、ある程度大きくなると発音や文法の間違いは直っています。

周りの人を真似て学習しているからです。