著作権侵害は計画的
2021年1月6日
興学館代表 藤井達矢代理人
佐谷 道浩弁護士殿
齋藤 愛弁護士殿
埼玉県ふじみ野市上福岡4-4-19-502
合同会社ディープラーニング
代表社員 桜井恵三
私と藤井達矢が出会ったのは2018年の6月のtwitterです。藤井達矢が私のいろいろ英語学習に関するコメントに興味を持ったからです。
その後、藤井達矢も私が主催する英語学習の学び合に参加して英会話学習を始めました。2019年の10月には長野で長野在住のTekinaiさんと一緒に藤井達矢と3人で会っています。教材を有料で使い始めたのが2020年の4月からですから、非常に長い時間をかけ合同会社ディープラーニングの教材を使い、その効果を調べています。
次のような藤井達矢の評価は誉め言葉も多いのですが、かなりの本音も含まれています。
Fuji藤井(興学館)2020/02/09
私は今、もうどこにも行かなくても 実用英語の指導法を模索しなくて良い 絶対的安心感があります。 心より感謝しています。 ありがとうございます。
Fuji藤井(興学館)2020/02/09
桜井さんのご協力で業界初の オンライン英会話が始まると思うとワクワクなんですが、 1月から今日まで2日の休みのみで、疲れております。 色々ご配慮頂きながら、なかなかご連絡出来ずすいません。 桜井さんに相手をしていただいた対話練習の楽しかったこと。 体調を戻し、また桜井さんに対話練習をお願いしたいです。
Fuji藤井(興学館)2020/03/01
大丈夫です。ご自愛下さい。 現在コロナウイルス対策でてんやわんやです。 幸いDLでオンラインになれていることと、Zoomの使用法を桜井さんよりお聞きしていたので、今週よりオンライン化する事になりました。
ありがとうございます。桜井さんのおかげで今回は乗り越えられます。
著作権侵害の犯行は計画的
上記のコメントはDISCORDでの私と藤井達矢の対話であり、二人しか見えませんから、藤井達矢の本音が多く含まれていると思っています。しかし、著作権を侵害するという犯行は計画的でした。2020年の4月から有料となったので、私が合同会社ディープラーニングと興学館が新しい英語学習を始めた事を合同会社ディープラーニングの負担でニュースリリースをしようと提案しました。しかし、それは興味がないと言う事で断わられました。
2020年の6月と7月にアクティブラーニングのオンラインのセミナーをする時には学習方法と教材を提供した私も招待されたのですが、講師の私は桜井恵三個人の紹介となっています。
私を合同会社ディープラーニングの代表としては紹介しておりません。
去年の4月にニュースリリースを拒否したのも、6月と7月のセミナーでは合同会社ディープラーニングの桜井恵三として紹介しないのは、既に合同会社ディープラーニングとの関係を断つ事を考えていたからです。
法的な争いの対象も個人にしているのは、合同会社ディープラーニングの関係無しにしたかったからです。私と藤井達矢の関係は単なる個人的に知っている程度にしたかったからなのです。
藤井達矢の英語力と学習方法
藤井達矢は英検1級と英語通訳案内士の資格を持っています。しかし、英語を話すとか聞くための実践的な英語力は素人よりちょっと上手と言うくらいです。
私の英語の学び合に参加していますから、何度も練習相手になり、彼の能力を知っています。Tekinai氏の指導を仰いでいましたから、英語も上手でありませんでした。そもそもあまり熱心な学習者でもありませんでした。
私が英検1級と英語通訳案内士の資格は私のような英語屋から言えば、たいしたものではないと言う批判からtwitterで藤井達矢と私の議論が始まっています。
藤井達矢の英語学習方法はひたすらに英語を暗記する方法です。その方法なら英検1級と英語通訳案内士を取る事ができますが、自然な英語は扱う事はできません。英語通訳案内士とは観光ガイドであり、私がやっていたビジネス通訳などはとても無理です。
ビジネス通訳を長い事やっていたと言う私のキャリアーの英語力、その学習方法には彼は100%納得していたと思います。オンライン教育を教えた私に感謝しているのは事実だと思っています。
ディープラーニングとアクティブラーニング
私はアメリカに留学をして直ぐにビジネス通訳となりました。2010年の頃自分の英語の不自然さに気付き、ネイティブを真似るディープラーニングを始めました。多くの人にネットで教え、いろいろな教材を試してみました。
興学館が使った教材は私が300人以上に協力して8年間かけ作り上げた自信作です。藤井達矢は英語文法が好きですから、ネイティブを真似るディープラーニングにはかなりの興味を持ったはずです。
文科省の提唱するアクティブラーニングは主体的・対話的な深い学びです。我々がどう学ぶかと言う学びのスタイルです。その深い学びがディープラーニングであり、脳の学習がディープラーニングとなります。その脳の学習を模倣したのが人工知能であり、人工知能の研究でディープラーニングの効果が証明されています。
動機は興学館オリジナルの教材
私には貴職から最初は桜井恵三個人宛に連絡がきました。あの段階では藤井達矢が争う対象はもう関係を断ち切った合同会社ディープラーニングではなかったのです。
関係を断ち切りたい大きな理由は藤井達矢が塾で使っている教材を興学館独自の教材が欲しかったからだと思っています。
毎月1人当たり250円が興学館にとって大きな負担があるとは思えません。改ざんをして教材を使うのであれば、今回のこのトラブルはかなり予想ができたはずです。
毎月教材使用料を払う事は借り物の教材を意味しており、興学館オリジナルの教材とはなりません。
私は興学館の生徒達とは数えきれない程の英会話練習をしています。興学館の生徒が英語の上手な人と英語練習をしたかったからだと思っています。私は興学館のDISCORDのメンバーとしても登録していました。もちろん興学館のLINEのグループにも入っていました。
2010年の10月に興学館DISCORDのサーバー、LINEのグループが削除され、11月の始めに契約解除を伝えてきました。
興学館の生徒の英語学習から見れば私のような存在は非常に貴重な人材です。英語をビジネスの現場で使っていた人と練習ができるのです。それも1人月間250円に含まれているのですから、それ自体は非常にプラスになる事です。
しかし、興学館DISCORDのサーバー、LINEのグループが削除し、YouTubeの動画も削除したのは、教材費の金銭的な問題と言うよりは、合同会社ディープラーニングとの関係をすべて断ち切り、オリジナルの教材に見せたかったからだと思っています。
塾業界で差別化するために切り札としてアクティブラーニングを使いたいと言っていましたから、教材での興学館のオリジナリティを出そうと画策したのだと思っています。
そして藤井達矢のメンタリティから考えると、もしいろいろな問題が起きれば金を払えば弁護士が全て解決できると誤解していたと思っています。
本心は理解不能
私は藤井達矢から興学館の名義で5~6回ほど贈り物を受け取っています。多分1か月1人250円では申し訳ないと言う気分があったからだと思っています。しかし、ビジネスとして教材を使ってもらっているのですから、贈り物ではなく、教材費で払うべきであり、私は贈り物をもらう度にいやな気持でした。それでも私に感謝していると思っていました。
DISCORDでの通信では多くの感謝の言葉を並べており、私が多くの感謝は本心であると思っていました。
そして2020年の11月に急に合同会社ディープラーニングの教材の使用をやめるから教材費は払わないと言ってきました。
すると今までいろいろ私に感謝していた言葉や、そして何度もくれた贈り物は何だったのか大きな疑問が残ります。
私は飼い犬に噛まれたより、急に飼い犬が狂った感じで非常に動揺しております。
興学館独自の教材が欲しかったのであれば、なんとか理解ができます。